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中央アルプス駒ヶ岳山麓宮田村。良質の水と豊かな自然に囲まれたこの地を、日本のウイスキーの理想郷として、わたしたちは選びました。標高798m、霧が多く、冬は氷点下15℃を下回る日も めずらしくない寒冷の地。花崗岩質土壌より長い年月をかけてしみだした天然のミネラルウォーターが醸すウイスキーは、スコッチ、アイリッシュ、バーボン、カナディアン等世界の味と並ぶ日本の多くのウイスキーの中にあって、隠れた銘酒という高い評価を得ています。
また、ここ信州ファクトリーで製造されるブランデーも国内の愛好家たちの間で持てはやされています。厳選され吟味されたぶどうからつくられた白ワインを銅製のポットスチルで初留、再留と二度蒸留。その後ホワイトオーク樽で熟成の時を重ねます。重厚な香り、芳醇な味わい美しい琥珀色のブランデーはこうして育てあげられるのです。
鹿児島の焼酎メーカーである本坊酒造が、新たに長野県宮田村に、ウイスキー・ブランデー生産の拠点として信州ファクトリーを新設したのは昭和60年(1985年)のことでした。以来15年近くの山梨時代を含めて30有余年マルスウイスキーMARS WHISKYのブランド名で隠れた銘酒として、ウイスキー通のあいだでは“幻の逸品”と称されています。 |
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国産ウイスキーの生みの親として知られる故竹鶴政孝氏。当時、24歳の竹鶴氏を上司として英国に送りだし、日本の本格ウイスキーの夜明けを託した男。その人こそ、私たちマルスウイスキーの生みの親、故岩井喜一郎氏でした。国産ウイスキーの原点「竹鶴リポート」も、まず岩井氏に手渡されたのです。
マルスウイスキーは、その岩井氏の指導のもとに設計されたポットスチルにより、原酒の製造を始めました。以来、今日まで30有余年。私達はひたすら正統スコッチウイスキーを超えるべくまず原点に忠実に、製品造りに情熱を注いできました。その成果は、大手メーカーも含めた国産ウイスキー品評会*でベスト・ワンを獲得するなど味と品質が認められ、ウイスキー通のあいだでは“幻の逸品”と称されています。
*1980年「特選街」誌主催 |
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