本坊酒造のウイスキー・ブランデー
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商品詳細
IWAI TRADITION
岩井トラディション シェリーカスクフィニッシュ

製品名 |
岩井トラディション シェリーカスクフィニッシュ |
品目 |
ウイスキー(ブレンデッドウイスキー) |
原材料名 |
モルト・グレーン |
度数 |
40% |
内容量 |
700ml |
製造所 |
マルス信州蒸溜所 |
製造者 |
本坊酒造株式会社+M |
シェリー樽で追加熟成されたブレンデッドウイスキー
「岩井トラディション」を、極甘口のシェリー「ペドロ・ヒメネス」に使用した空き樽に入れ追加熟成(フィニッシュ)したブレンデッドウイスキーです。岩井トラディション本来の豊かな風味に加え、シェリー樽由来のブラウンシュガー、メープルシロップのような香りと上品な甘さをバランス良く感じることができる逸品に仕上がりました。
※この商品は、一部輸入原酒を使用しています。
オススメの飲み方
ストレートロック水割り炭酸割りお湯割り
限定商品
本数限定販売店限定
仕込み蔵(蒸留・製造)

1985年、本坊酒造株式会社は、ウイスキー造りに最適な環境を求めて、長野県中央アルプス駒ヶ岳山麓標高798mの地に蒸溜所を開設しました。この地は冷涼で、霧が深く、3000m級の山々に降り注いだ雨や雪解け水は、花崗岩土壌をくぐり、天然のミネラル分をたたえた良質な水になります。
「いつか日本の風土を生かした本物のウイスキーを造りたい」。本坊酒造が描く夢を実現させるために建てられたマルスウイスキーマルス信州蒸溜所。中央アルプス駒ヶ岳山麓の美しく緑深い森に囲まれた蒸溜所は、澄んだ空気の静寂の中に佇んでいます。
ブレンダー

ブレンダー 久内 一:1960年生まれ 神奈川県横須賀市出身
山梨大学工学部発酵生産学科でワインとブランデーの造りを学び、1983年に本坊酒造に入社。ワインのブレンドには35年、ウイスキーのブレンドには10年携わっている。「ワインは土地の味」「ウイスキーは熟成環境の空気の味」と認識。「調和」と「個性」が織りなす「華やかな香り」「深みのある味わい」、そして「心地良い余韻」でウイスキーファンを魅了したい。
こだわり ~ IWAI ポットスティル ~

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ウイスキー製造のシンボルとも言える蒸留機(ポットスティル)。マルスウイスキーの歴史はこのポットスティルなくしては語る事はできません。昭和35年、弊社のウイスキープラント設計と製造指導をした人こそ、本格ジャパニーズウイスキー創生の一翼を担った「岩井喜一郎」氏です。
折しも、岩井氏設計のポットスティルが稼働して半世紀、マルスウイスキーでは、生みの親である岩井氏への尊敬と感謝の念を込めて、「IWAI TRADITION」と名付けた商品を発売しました。
岩井喜一郎氏について

岩井喜一郎氏
国産ウイスキーの生みの親、竹鶴政孝氏。国産ウイスキーの幕開けは、1918年に勤めていた摂津酒造(阿部喜兵衛社長、岩井喜一郎常務※1)が、竹鶴政孝氏をスコットランドに派遣することに始まります。1920年に帰国し、日本人として初めてウイスキー造りを学んだ竹鶴政孝氏が、上司であった岩井喜一郎氏に提出したのが、国産ウイスキーの原点となる「竹鶴ノート(ウイスキー実習報告書)」です。しかし、摂津酒造では、戦後恐慌が始まっており、財政が苦しくなっており本格ウイスキー製造計画は中止になりました。ほどなく竹鶴氏は、摂津酒造を退社。その後、国産ウイスキー第1号の生産に携わるなど、「日本のウイスキーの父」として知られています。
一方で、岩井喜一郎氏は、大阪帝国大学工学部講師に就任。その間、同大生であった本坊蔵吉(1936年卒、弊社元会長、岩井氏娘婿)が岩井氏に師事しており、1945年に岩井氏は、本坊酒造株式会社・顧問に就任、1960年にはウイスキー部門の計画を任され、「実習報告書」をもとに、山梨での蒸留釜をはじめとしたウイスキー蒸留工場設計と指導に携わります。
マルスウイスキーは、「岩井喜一郎」氏の設計・指導により誕生しました。
※1 大阪高等工業(現、大阪大学)15期生であった竹鶴政孝氏は、摂津酒造へ入社の際、1期生として先輩であった、岩井喜一郎氏を頼って摂津酒造へ入社しています。
マルスウイスキーの歴史

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