※ラベルの蝶絵は全て異なる原画作品
製品名 | マルスモルト ル・パピヨン 小松孝英 エディション |
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品目 | ウイスキー(ジャパニーズウイスキー) |
原材料名 | モルト |
原料原産地 | 国内製造(モルトウイスキー) |
蒸留年 | 1990年 |
樽種類 | アメリカンホワイトオーク |
樽番号 | 1043 |
瓶詰年 | 2021年 |
生産数 | 365本 |
度数 | 55% |
内容量 | 700ml |
製造所 | マルス信州蒸溜所 |
製造者 | 本坊酒造株式会社+M |
日本の気候風土がもたらす、四季折々の美しい景観と豊かな自然。四季の移り変わりは、ウイスキーの熟成を促し、味わいを豊かなものにします。その自然環境の素晴らしさを、日本に生息する蝶をモチーフに表現しているのが「マルスモルト ル・パピヨン」シリーズになります。
マルス信州蒸溜所で長期間熟成した貴重な一樽からシングルモルトウイスキーを商品化するにあたり、2019年10月に宮崎県在住の美術家・小松孝英氏へ「マルスモルト ル・パピヨン」のラベルとなる作品を依頼し、日本に生息する蝶257種を網羅する全365点を制作いただきました。伝統的な「琳派」の技法を巧みに用い、一点一点仕上げた貴重な原画作品を、ウイスキーラベルに採用した特別仕様のウイスキーです。
ウイスキーは、マルス信州蒸溜所で稼働していた初代ポットスチルで、1990年に蒸留され、アメリカンホワイトオーク樽で熟成した酒齢30年の原酒になります。ナチュラルカスクストレングス、ノンチルフィルタリングで瓶詰めを行い、熟成の時を経たウイスキーだけが醸し出す円熟した味わいをお楽しみいただけます。芸術作品と琥珀色のウイスキーが織りなす調和の世界をお楽しみください。
※日本洋酒酒造組合「ジャパニーズウイスキーの表示に関する基準」に合致する商品です。
作品には、襖絵や屏風絵に使われてきた日本の伝統的な「琳派」の技法を用いています。金沢から取り寄せた純金箔を敷き詰め、日本に生息する蝶257種、全365点を描きました。ワニスを塗ることはせず、金箔と蝶絵そのものです。熟成したウイスキーだけが身に纏う深みのある琥珀色と、金箔の深みの調和をお楽しみいただければと思います。
振り返ると、子供の頃から30年以上、昆虫が好きで、生物多様性や里山の身近な生態系を守りたい想いが根底にあり活動を続けてきました。アーティストとして、日本に生息する蝶を全種類描くことで、日本には様々な蝶が生息し頑張って生きていることを知っていただき、より身近な存在として感じていただければ幸いです。
九州デザイナー学院卒業。様々な昆虫を「琳派」の技法を用いて描いた、雅な世界で知られている。20代の頃よりロンドンやニューヨーク、香港など世界10カ国で個展開催やアートフェアに出品。国文祭・芸文祭みやざき日南市総合プロデューサー。延岡市観光大使。
1985年、本坊酒造株式会社は、ウイスキー造りに最適な環境を求めて、長野県中央アルプス駒ヶ岳山麓標高798mの地に蒸溜所を開設しました。この地は冷涼で、霧が深く、3000m級の山々に降り注いだ雨や雪解け水は、花崗岩土壌をくぐり、天然のミネラル分をたたえた良質な水になります。
「いつか日本の風土を生かした本物のウイスキーを造りたい」。本坊酒造が描く夢を実現させるために建てられたマルスウイスキーマルス信州蒸溜所。中央アルプス駒ヶ岳山麓の美しく緑深い森に囲まれた蒸溜所は、澄んだ空気の静寂の中に佇んでいます。
山梨大学工学部発酵生産学科でワインとブランデーの造りを学び、1983年に本坊酒造に入社。ワインのブレンドには35年、ウイスキーのブレンドには10年携わっている。「ワインは土地の味」「ウイスキーは熟成環境の空気の味」と認識。「調和」と「個性」が織りなす「華やかな香り」「深みのある味わい」、そして「心地良い余韻」でウイスキーファンを魅了したい。
妊娠中や授乳中の飲酒は、胎児・乳児の発育に影響するおそれがありますので、気をつけましょう。飲酒は20歳になってから。